
白生地とは?
☆白生地の歴史☆
白生地の産地は絹織物、上布、木綿織物によって各地に分かれています。
中でも絹織物の産地で最も有名なのが京都府の丹後地方で日本の代表的な
ちりめんの産地です。他には、滋賀県長浜地方で「浜ちりめん」という名で知られています。
ちりめん以外の白生地を生産している地方としては、石川県の小松や新潟県の
五泉地方などがあり、これらの産地では、羽二重や絽、綸子などの織物が生産されています。
☆糸の種類☆
絹織物と呼ばれるものの原料はすべて生糸が用いられますが、生糸は蚕の口から分泌する
細い透明な液体でそれが空気にふれ糸になったものをいいます。これらが、幾重にも重なった
ものを繭と呼んでいます。
繭から機械や手でその緒口を探して引き出し、何本か合わせて一条の糸にしたものを
絹織物に用います。
☆白生地の種類と用途☆
①一越ちりめん
左右の強撚糸(きょうねんし)を1本ずつ交互に織り込んだもので小さなシボが特徴的です。
薄手の割りにしっかりとした地風で染付けがよく留袖、訪問着、付下、小紋等幅広く使用されます。
②古代ちりめん
シボが大きく独特の風合いがあるちりめんで「鬼しぼちりめん」とも呼ばれています。
この生地は小紋に染めることが多く、更紗や紅型の着物や趣味的な染帯にも好まれて
よく用いられます。
③紋意匠ちりめん
緯糸(よこいと)に甘撚糸(かんねりいと)と強撚糸(きょうねんし)を使い、緯二重(よこにじゅう)の
織り方で生地模様に変化と深みを出した立体感のある高級ちりめんです。
地紋が鮮明に出ることから色無地、色留袖に最適で訪問着、付下、小紋などにも多く使用されています。
④紋りんず
りんずは撚りのない絹糸を経糸(たていと)に使い、その経糸を浮かせて織るのでなめらかで
光沢のある朱子地に織り上がります。このりんず地に地紋を織り出したものを紋りんずちりめんと
よび、花嫁衣裳や振袖、訪問着、付下、軽めの生地は長襦袢として利用されます。
⑤羽二重
ごく細い上質の糸で織り上げたものでシボの無い平らかな生地です。
平織りなので縮みもなく緻密でしっかりとした生地です。
以前は関東地方では女性用の留袖や喪服に羽二重が使用されていましたが
今は殆ど無く、男性用の紋付や薄手のものは裏地に利用されます。
⑥パレスちりめん
細い糸を密に織ったシボの小さい生地で薄手に仕上げたちりめんです。
薄くてすべりが良いので裾回しや長襦袢として利用されています。
⑦塩瀬
塩瀬の名称は千利休の袱紗所であった塩瀬九郎衛門の名からつけられた
もので特に太い緯糸をしっかりと打ち込んだ生地で主に帯地やふくさ、半衿
などに利用されています。
※京都工芸染匠協同組合青年部「きもの心」を参考に作成いたしました。
第四回 外出着
第三回 帯(おび)の種類
きものを着るときにきものの次に目を引くのが帯です。帯にもいくつかの種類があります。

1.なごや帯 なごや帯は大正時代に名古屋の人が考えた仕立てかたからその名の由来と言う説や佐賀県の名護屋からとの伝えもありますが定かではありません。そのため、ひらがなで「なごや帯」と書くのが普通です。
種類は染めと織りのものがあり、胴に巻く部分を初めから2つ折りにして、芯を入れて仕立てるものを「九寸なごや帯(きゅうすんなごやおび)」といい芯を入れずになごや帯の形に仕立てられたものを「袋なごや帯(ふくろなごやおび)」といいます。
なごや帯のサイズは巾30cm、長さは3.6m〜4mの長さのものをいいます。
一般的に紬(つむぎ)や小紋のおしゃれ着や付下げ(つけさげ)などに合わせる帯で、部分的に模様がつけられたものを「お太鼓柄(おたいこがら)」といい、長さの6割柄付けされたものをに「六通柄(ろくつうがら)」といい、帯全体に柄があるものを「全通(ぜんつう)」といいます。
第一回 きものを着る前に用意する持ち物は?
きものを着るためには、洋服と同じでその下に着る下着類があります。
また、下着類の他にきものを着たり帯を結ぶ上で必要な和装小物が必要となります。
全くの初めての方には何が何やら名称すらわからないと思いますのでそのアイテムと名称をご紹介いたします。
基礎科1回目の長襦袢の着方の際に必要なものをご紹介いたします。 2回目以降は随時、受講修了後にご案内しておりますが、全くお持ちでないとか、ご実家からお道具をまとめて送ってもらうなどのご要望のある方は事務局までご相談下さい。







1.ゆかた ゆかたは古くは湯帷子(ゆかたびら)と称し、上流社会の入浴時に身にまとい 後には入浴後の汗取りに用いた帷子のことから始まりました。 入浴時に身にまとった湯帷子は水ぎれのいい白の麻であったが、湯上りのくつろぎ 着に用いられるようになってから木綿が主流となりました。