
第三回 帯(おび)の種類
きものを着るときにきものの次に目を引くのが帯です。帯にもいくつかの種類があります。

1.なごや帯 なごや帯は大正時代に名古屋の人が考えた仕立てかたからその名の由来と言う説や佐賀県の名護屋からとの伝えもありますが定かではありません。そのため、ひらがなで「なごや帯」と書くのが普通です。
種類は染めと織りのものがあり、胴に巻く部分を初めから2つ折りにして、芯を入れて仕立てるものを「九寸なごや帯(きゅうすんなごやおび)」といい芯を入れずになごや帯の形に仕立てられたものを「袋なごや帯(ふくろなごやおび)」といいます。
なごや帯のサイズは巾30cm、長さは3.6m〜4mの長さのものをいいます。
一般的に紬(つむぎ)や小紋のおしゃれ着や付下げ(つけさげ)などに合わせる帯で、部分的に模様がつけられたものを「お太鼓柄(おたいこがら)」といい、長さの6割柄付けされたものをに「六通柄(ろくつうがら)」といい、帯全体に柄があるものを「全通(ぜんつう)」といいます。

2.半巾帯 浴衣などに使われる帯がこれです。
半巾帯は帯巾が通常の8寸(約30.5センチ)のちょうど半分の帯巾の4寸(約15センチ) の帯のことを称し、帯揚や帯締めを使わず、浴衣や普段着用として手軽に締められ貝ノ口や蝶結びなど、多彩な変り結びができるのが特徴です。

3.袋帯 振袖や留袖等の礼装用の帯として使われる帯です。
帯巾8寸(約30.5センチ)、長さ約4メートル〜4.5メートルの表側と裏側の二枚を 縫い合わせた袋状の帯のことを称し、広巾に織った帯を二つに折って縫い合わせた 丸帯を簡略化したものであるが、現在では袋帯を用いることの方が多いです。
フォーマルの場面に使用されることが多いですが、大島紬や小紋などに締めることが できるような柄づけをしたおしゃれ袋もあります。
柄付けはなごや帯同様に全通柄、六通柄、お太鼓柄とあり、素材は織りのものの他に 染めのものもあります。
4.帯を結ぶ時に必要なこもの
帯を結ぶときにには結び目をきれいに見せたり、形を整えるために「お太鼓まくら」と「帯板」と「帯〆」と「帯揚」、「クリップ」などが必要となります






